基本→応用→新技
どんな世界にも基本があると思います。
スポーツしかり勉強しかり。
例えば勉強で数学なら基本の+-×÷算があり、ここから応用問題を解いていく。
例えばスポーツのテニスなら基本の打ち方があって、そこから変則的な打ち方がでてくる。
ですがどうしても変則がカッコよく見えたり、すぐに新技を編み出したくなるんですよね。
例えであげたテニスでは、錦織圭選手の『エアK』なんかが有名ですよね。
あれにしたって基礎体力があり、基本のフォアハンド・バックハンドの打ち方があって軸とバランスがしっかりしているからこそ、ジャンプした状態でも安定して強い球が打てるんです。
にもかかわらず『エアK』のみにフォーカスして、ただ飛んで打つ事が『エアK』だと思い込み基本もなにもすっ飛ばしてそれを練習する人がいる。
やはりやり始めの人だったり子供が多いかと思います。
まぁ昔の自分がまさにそうだったんですが・・・
それでももちろん基本もキッチリとやってきました。
なのでいくつかのインストラクターや指導者の仕事もしてきたんです。
なので、基本をすっ飛ばし変則的な動きだけをする人達には徹底的に基本的な動きで返し、その後で変則も見せて違いをわかってもらうようにしてきました。
最近ではさらに基本の大事さが本当にわかり、かなり基本を重視するようになりました。
もちろんその先に何か新しい物が生まれるかもしれないという期待も込めています。
新技を生み出す人は、この『基本』がかなりしっかりしていると思います。
「基本をおざなりにして新技なんか生まれるわけがない」
そう私は断言したいと思います。
さて、次回はそんな『新技』を編み出した人の話しをしたいと思います。
それでは皆様どんな時でも基本を大事に「おもろかしい」毎日を!