心に響く名言シリーズ
久しぶりに行ってみたいと思います。
今回の名言は私のアルバイト時代の先輩の奥様から頂いた名言です。
まずこの先輩は音楽でバンドを組んでおり、確かメジャーデビュー目前かデビューした直後くらいに音楽の道からは離れてしまった人なのですが、公私ともに奥様と共にとても良くしてくれた先輩夫婦でした。
そしてその時私は仕事では常にイライラしていたり、プロのキックボクサーにもなりかけの頃で試合の結果や技術面などでも伸び悩みの時期で、公私ともに上手くいかない時期でした。
そんな時にこの先輩に相談しようとしたのですが、先輩は忙しかった事もあり一度は「また今度」とその時は断られたのですが、そこで奥様が「〇〇が悩んでんだから話し聞いてやりな!」と言って下さったようで、家に招いてくれました。
そして自分の話した内容は箇条書きに。
その時の感情のまま書くので言い回しがキツイ感じになります。
・仕事で周りの人間が使えない
・後輩が面倒をかける
・それでも面倒を見るのが裏切る
・キックでの技術面の伸び悩み
・それでも自分を追い込むが勝てない
・そのジムでの色々な問題
こんな感じだったと記憶します。
その話しを聞いてもらい、とりあえずは話しただけでも多少は落ち着いてはきたんです。
それでもやっぱり仕事出来る人は凄い出来るし、キックでもチャンピオンになってる人間はいてこの人達はもっと頑張ってるんだと、自分の頑張りが足りない事を卑下していました。
そんな話しを聞いて奥様から
「目指してる所が高すぎるよ!もちろん目標を高くしてそこを目指すのはいい事なんだけど、いきなりそこには行けないんだよ。」
と。そして
「そもそも仕事が出来ることもそうだけどキックでプロになった事自体凄いじゃん!自分に厳しすぎるよ。もうちょっと自分を許して自分を褒めてあげなよ!」
と。
これには衝撃を受けました。
「自分に厳しく」
もちろんこれは大事です。
しかし
『自分を許して、自分を褒めてあげる』
これがないから潰れかけてたのかもしれません。
自分に甘くするわけではなく、あくまで自分には厳しくそのなかで許し褒める。
そこからは本当に気持ちに余裕が出来ました。
常にあったイライラした感情も薄まり、生きていく活力も出てきたんです。
本当に先輩夫婦には感謝しかありません。
これが今回の心に響いた名言です。
それでは皆様どんな自分に厳しい時でも自分を許し、褒めてあげて「おもろかしい」毎日を!