imagination 2
では悪いことを回避出来る為の悪い事のイメージはどういうことか。
まずは前回に引き続き交通ルールのことから行ってみましょう。
そこで問題!
「赤信号は止まれ!では青信号は?」
はい。「進め!」・・・ではないんですね。
『進むことが出来る』なんですね。
これは似て非なるもので、進めのつもりで何も考えずに進むと万が一居眠り運転などで信号無視して突っ込んでくる車があるかもしれません。
「だって車は赤信号なんだから止まれじゃん、悪いのは車じゃん」
と思った所で轢かれて痛い思い、もしくはもっと最悪の状態になるのは自分なんです。
ここが重要で、『痛い目』を見るのは他ならぬ自分なんです。
だからこそ青信号になっても安全確認をしてから渡るんです。
これが「進む事が出来る」の由来なんじゃないでしょうか。
この、最悪の状況(イメージ)を回避するという能力が先に紹介した武道家2人にはあるのではないかと。
塩田剛三先生の
「自分を殺しにきた相手と友達になる」
そしてブルース・リー先生の
「戦わずして勝つ」
の2つは、まず『争いを避ける』
と言う大前提があるんです。
それが出来なかったとき、戦うしかどうしようもない時のための護身の武道を身につけておくのがさらに先をイメージしたときの備えなんじゃないかと思ったわけです。
以上が私の考える
『悪いことを回避出来る為の悪い事のイメージ』
です。
それでは皆様どんな時でも「おもろかしい」毎日を!